あなたは知っていますか?
台湾で素晴らしい功績をあげた日本人が居たってことを・・・
日本では、あまり知られていないんですよ!
台湾人は、90%知っているのに対して、日本人は、5%しか知らない人物なんです。
私も台湾に行って初めて知りました^^;
その人の名は、八田與一(はったよいち)さんです。
八田與一さん
八田與一さんは、何をしたんですか?
単刀直入に言うと「凄いことをしたんですよ!」
ココで先に八田與一さんのプロフィールを簡単に紹介しますね!
<プロフィール(生い立ち)>
八田與一(現字体:八田与一)=台湾呼び名では、バーティエン・ユーウィー
生誕:1886年2月21日(石川県、現在の金沢市生まれ)
死没:1942年5月8日 (56歳没、長崎県五島列島付近)
東京帝国大学工学部土木科を卒業後、台湾総督府内務局土木課に土木技師として就職しました。
当初は、衛生事業に従事していましたが、その後、発電・灌漑事業に精を尽くしています。
本題の何をしたんですか?のつづき
凄いことと言うのは、結論から言うと台湾台南市の鳥山頭に当時東洋一のダムを完成させたのです。
ダムは、1917年(大正6年)から3年間、現地調査・測量を行なって、1920年(大正9年)より工事が始まりました。
途中、トンネル工事でガス爆発事故などが起き、日本人、台湾人合せて50名前後の死者が出てしまいました。
そのアクシデントがあった中でも、1930年(昭和5年)に10年近い月日を費やして鳥山頭ダムを見事完成させたのであります。
この完成に伴なって、当初計画していた通り、農作物の増収が実現することになりました。
しかし、私が「八田與一さんが凄いな!」と思ったのはこれではありません。
八田與一さんは、工事で亡くなった人々とその遺族の名前を殉工碑に刻む際、日本人、台湾人分け隔てなく混じるようにしたことです。
八田與一さんが造ったダムを見に行こう!
台南市嘉南(鳥山頭ダム)へ行くと、八田與一さんのお墓があり、その前に座って考え事をしているユニークな銅像が縦列したかたちで並んでいるんですよ!
いまだに命日(5月8日)になると墓前で慰霊追悼式が催されています。
それだけ素晴らしい功績をあげられたからこそと言えますね!
台湾人が見るとまさに恩人です。
日本人から見ると誇りに思うし感銘を受けますね!
台湾へ行く人は、ぜひ鳥山頭ダムを行程に入れてくださいね( ..)φメモメモ
<鳥山頭ダムの場所>
鳥山頭ダムへのアクセス
飛行機と電車など利用する場合
先ず全国主要空港から台北(桃園・松山)もしくは、高雄までフライトします。
鳥山頭ダムの最寄り空港は、高雄空港です。
その後、電車とタクシーでの移動となります。
台北からの場合(新幹線):台北駅 ⇒ 台南駅 約1時間40分
高雄からの場合(新幹線):高雄駅 ⇒ 台南駅 約35分
台南駅からは、在来線に乗り換えて隆田駅を目指します。
台南駅 ⇒ 隆田駅 約30分
隆田駅からは、タクシーで一路、鳥山頭ダムへ向かいます。(約15分で到着)
タクシーチャーター代は、800元が現在の相場だそうです。
口コミ
八田與一記念館への入場料は必要ですが、口コミでは「皆さん、口をそろえて良かった!」という評判なんですよ!(八田邸、銅像、お墓など1~2時間程度見学)
他にも、「台南駅には綺麗なコンビニもあって、三越デパート内にお食事処もあって、治安も良いので個人的に行くことをおすすめします。」という口コミもあります。
周辺観光スポット
今年の台湾ランタンフェスティバルは、嘉義県での開催であり、鳥山頭ダムから近い位置となりますので、ツアーに組み込むことをおすすめします。
ちなみに期間は、2018年3月2日(金)~3月11日(日)となっていますよ!
台南のおすすめは、神農街(神農老街)です。
ココは、レトロでおしゃれな建物が約300mの路地に軒を連ねていて、人気のスポットとなっています。
また、夜になるとライトアップされるので、昼とは違う雰囲気になり幻想的ですよ!
高雄のおすすめは、なんといっても蓮池潭です。
蓮池潭の最南端にある龍虎塔は、龍と虎の口があり、塔に入る順番も決まっているんですよ!
台湾では、龍は良い動物で虎は悪い動物とされているので、龍の口から入り、虎の口から出ることで、悪戯が清められて災いが消えるそうなんです。
耳寄り情報
グルメ情報
そんな台湾のグルメ情報が知りたい方は、こちら(台湾グルメ)をご覧ください。
国内のグルメ王国である福岡県の投稿記事を紹介しますね!
⇒ 福岡県はグルメの街でもあるし人情味あふれる人がとても多いよ!
まとめ
いかがでしたか?
八田與一さんのことが少しでも分かっていただけましたか?
もっと関心を持つためには、直接、台湾の鳥山頭ダムへ行き、自分の目で確かめてくださいね!
八田與一さんを日本の誇りと思うのは間違いありませんよ!
また、台湾人は親日家でもあるので、何かと心が通います。
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